三つ豆ファーム

豆を播くときは三粒ずつ播け。

    一つは、土の中の虫たちのために。    一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。     そしてもう一つを、我々人のために。


2012年10月19日金曜日

OK自然農園に行ってきました



先日、近所で無肥料栽培の農場をやっているOK伊藤さんの農場へ行ってきました。
おーけー自然農園
パートナーと二人で露地野菜+養鶏の専業農家です。

実は無肥料でやっている畑をじっくり見るのは初で、とても楽しみにしていきました。


圃場をスタートさせるときに管理機で畝たてをした以外は機械は使わず、すべて人力。
根っこを残して草を刈り、通路に敷いてある畑はただの放任栽培ではなく、しっかりと手の行き届いた畑でした。

トマト、ナス、ネギ、イチゴ、里芋、生姜、ニンニク。どの作物も見るからに健康そうでした。

衝撃的だったのは、パクチーの自生え区。普段は敷き草をしておき、パクチーの発芽する
時期になったら敷き草をよけるだけでパクチーがわさわさ生えてくるそうです。
OKさんはこの自生え栽培が最終目的だそうです。
もっともトウモロコシなどに代表されるように日本では絶対に自生え栽培できないものもありますが。

それから土の状態もしっかりとした団粒構造ができていてフカフカでした。
ミミズが増えすぎてモグラの害が悩みだそうです。

長ネギが見るからに美しかったので写真に収めておきました。


OKさんいわく、自然栽培だと表面のロウ状物質が多くなってこのような色になるとか。

里芋と生姜の混植は来年の作付けで少しやってみようと思います。


作物、虫、微生物、土との関係性の知識、技術は思っていた以上に実践レベルで具体的でした。
自分の農業にも応用できそうなものもたくさんあってとてもいい勉強になりました。

OK自然農園。
今度は家族で来よう!

2012年10月6日土曜日

チョコレート好きだけど





最近はひたすら種を播いています。

この写真の畑は通称”遠畑”という我が家から一番遠い畑でトラクターで15分かかる、150m×30mの45aの有機JAS認証圃場です。

ここにも9月上旬からつい先日までかかって、150㎝×50mの畝を39本作って順次種を播いていきました。コカブ、あやめカブ、赤カブ、百万石かぶ、黄金かぶ、ホウレンソウ、赤軸ホウレンソウ、ちぢみホウレンソウ、ラディッシュ。そして10/2に11月定植のキャベツの種を播いて、この圃場はすべて作付け終了しました。

なかなか頑張ったなオレ。なんつって撮った写真ですが、木曜日の夜に降った豪雨によって圃場の1/10ほどを流されました(涙)チョコレート状になった土から泥をかぶりながらも発芽した双葉に明日への希望を見ましたよ。。。

また別圃場では、キャベツを植えました。
9/24に1~2月採りを狙って彩春
10/2に3月採りを狙って晩抽冬982をそれぞれ植えました。

年明けのキャベツをやるのは実は初の試みで、どんなものか楽しみです。

チョコレートで思い出しましたが、うちにたまに来るこの間新規就農したタフガイのTはチョコレートをスナック菓子のように食べるので、この間口の中で全部溶かしてから飲み込め。と注意しました。


種から始まるパン作り”麦のわ”最終日

先日、種から始まるパン作り「麦のわ」の最終日、コネコネパン作りがありました。
昨年の12月の種まきから始まったこのイベントも、(播きおくれです…そのせいで収量かなり少なかった)
ついに最終日を迎えました。
種まき→麦踏→麦踏→収穫→脱穀→そして本日、製粉とパン作りです。


 
まずは皆さん集合して今日一日の流れの説明と、Boulangerie tane のヒロユキさんからパンコネの説明。事前に粉にしておいたものを使います。






そしていざ、パンコネ!我が娘も一生懸命こねてます。




パン生地を発酵させている間に粉ひき体験。これが案外と重くて難しい。
1回転させたら指の先で”ちょいっ”と小麦を石うす上部の穴に入れる。1回転させたらまた入れる。
出てくる小麦粉はきめが細やかで見た目にも綺麗。ただほんとにちょっとずつしかできない。

種から育てた小麦が粉になっていく、とても感動的です。
そして、パンになる!!
 

約一時間熟成させた生地を、篠竹の先に巻いて炭火で炙ります。
早く食べたいけど、この”待て!”の時間が食べ物をさらに美味しくさせます。

出来上がりーー!

友達の料理人夫婦がパンにはさむ具とスープを作ってくれました!
すっごく美味しかった。
 
あろうことか写真を撮り忘れてしまったので、 詳しくはタネさんのブログで確認ください(笑)


2012年8月12日日曜日

石をなげれば有機農家にあたる。






こんにちは。巷では「せんとくん」に似てると噂の立君4か月です。

けっこうにてるよね。






先日、三里塚ワンパック野菜出荷場にて、「農家だよ全員集合!」というイベントをやりました。

成田を中心とした北総地域は有機農家が多いと言われていますが、実際どうなんでしょう?目で見て確認したい!出荷グループや農法の違いを超えた交流会をしたい!との思いを形にしたイベントでした。

お盆前のこの忙しい時期にもかかわらず100人を超える若手有機農家たちが集結してくれました。就農準備中の研修生から就農十数年のベテラン新規就農者、農家の息子たち、と多彩な顔ぶれが集いました。皆さんありがとーー!

参加者の皆さんからも、

「この辺ってこんなに有機農家いたんだー!」

とか

「知らない人が沢山いてすごく新鮮!」

など、驚きと、喜びの声がたくさん聞けて良かったです。

私も、久しぶりの人たちと話ができたりしてよかった。


全国平均では1000軒の農家のうち1~2軒が有機農家です。
それを考えるとやはりこの辺は特殊な地域なんですね。

この特徴を生かした取り組みが、今回の集まりをきっかけに生まれてきそうな予感がしますよ。

我々弱小農家は、出荷グループ、農法の違いなど関係なく、情報を共有して交流していきたいものです。






2012年8月8日水曜日

立秋ですね。






夏っぽい写真を。
我が家の庭にあるクヌギの木です。カブトムシの集合住宅のようになっております。
この時期はいつみてもかるく10匹はいます。
たまにオオスズメバチがいるので要注意。



今年の夏は少し控えめの作付けをしているので、いつもの年よりずいぶん楽をしています。
例年だと朝4時からニガウリを毎日500本とって、ナスを500本とってと、体に一番厳しい時期に猛烈に働いていましたが、35歳。今後30年現役でいるために夏は控えめに行こうと思います。

写真は元麻布農園 をやっている(株)スローライフさんが三つ豆ファームの畑で作付けた枝豆です。
4週に分けて3aずつ播いていきました。只今収穫真っ盛りです。
写真の箇所は、尺取虫に食害されて葉っぱがなくなってますが、実はしっかりついています。

尺取虫の名前を調べていたら、肉食の尺取虫 がいることを知ってしまった。夢に出てきそう、おっかね~。名前はついにわからず。どなたか教えてください。




人参の太陽熱マルチを開帳しました。そして12a分播種終了。
写真ではかなり広く見えますが、この畑は約80aの畑で、そのうちの12aが人参、
奥には落花生の畑が30a広がっていて、その奥約40aはこれから作付けします。

太陽熱マルチをしたベットは播種後3日くらいおいてから灌水します。


 数日前に右目の上を”ぶよ”に刺されました。その後見事に腫れて、一発ぶんなぐられたような、ひどいお岩顔になっています。 写真をとってアップしようとしたのですが、写真が気持ち悪すぎたので自粛しました。この季節に思いっきり顔をゴシゴシ洗えないのがかなりストレスです。

2012年7月27日金曜日

きになる隣の晩御飯

今日は本当に暑かったーーー!
早朝仕事で茄子の収穫しましたが、手袋から手差しから、Tシャツからズボンから、フンドシまでびっしょり汗かいちゃいましたよ。

で、こんな暑くちゃ仕事やってらんねーーとばかりに、畑仕事は午前中に終わりにして、子供二人を連れて網戸を直しに行ってきました。
車に乗せたとたんに二人は爆睡してしまったので、とても楽ちんドライブ
その間妻は一人の時間を堪能して、がむしゃらに家の掃除をやってくれました。


夕方は私がフリータイムで、酒々井の知り合いがやっている鍼灸院ルーラル鍼灸・マッサージ・整骨院に行ってきました。2週間に一回は体のメンテナンスに行くようにしたいのですがなかなか行けず、1か月ぶりに行ってきました。 針打って、電気流して、お灸をすえて。しばらく定期的にいかないとかなりバランスが崩れてるようです。


夕飯は近所の美味しい讃岐うどんしょうね屋 に行きました。
隣の席の30歳くらいの男3人組の会話がとても気になり、終始聞き耳を立てていたのでうどんに集中できませんでした。

リーダー格の男はどうも地元の農家で、冨里にありがちな大規模人参農家のようです。
そのほかの二人は、地元の同級生で非農家。

リーダーは規格外品を軽トラ直売でさばこうと企画中。
価格は40円/kg

 非農家の二人はその価格に驚き、100円/kgでも売れるのでは?
と提案する。

しかしリーダーは市場価格では現在B品は40円/kg、100円/kgで売るのはぼったくりだと言って一蹴。あくまで40円にこだわる。

値付けを完全に市場に任せてしまって、それがすべてで、疑う余地もないんだね。う~ん。彼らが本気になったら私のような零細農家はひとたまりもないので、彼らがうかうかしているうちに成長しちゃおう。

畑の作業、片づけと水かけ







先週から就農希望の研修生が週二回来てくれることになり、遅れ気味だった作業がどんどん追い付いてきちゃいました。

写真はハンマーナイフモア。作物や緑肥を粉砕して畑に戻しやすくします。
ビニールマルチすれすれで粉砕してやるとマルチをはがすのも楽です。マルチをひっかけるとやっかいなので要注意。


このように粉砕されます。
写真はひょっこり出てきたオサムシをとらえたつもりでしたが、どこにいるのかわからない写真になってしまいました。




夜温も上がってこう雨が降らないと、畑はどんどん乾燥していきます。
周りの畑では一斉にスプリンクラーがまわりはじめました。

写真は前回記事にも書いた →  利根川に刺したストローなんです
北総中央用水からの利根川の水です。

スプリンクラー4本で1反歩くらいかかりそうなくらい十分な圧が来ていて頼もしい。
今年の里芋は楽しみです。