三つ豆ファーム

豆を播くときは三粒ずつ播け。

    一つは、土の中の虫たちのために。    一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。     そしてもう一つを、我々人のために。


2013年6月26日水曜日

黄金の穂波が美しいです。

   ほっ なっ みっ は~ゆ~れる~よ~
  こ~~がねのほなみ
   へいっ! ほなみ!!

つうことで、麦秋ですね。麦刈りですよ。

地元の3バカ77年会農夫ことツチクレーでの麦刈り。

バインダー&ハーベスターを駆使して刈りまくり。

 青空も真っ青なTシャツ姿でバインダーを担当しているのはサンバファーム社長。
2輪のバインダーの片側がパンクというアクシデントに見舞われながらも、1列刈るごとに空気を補充するという荒業で乗り切りました。ちなみに補充係兼、ハーベスター補佐にナナメファーム社長。

 で、私はハーベスター担当。


刈り取った麦をハーベスターにかけてます。
脱穀と荒選別をしてくれます。


収穫した麦はこのように天日で乾かします。
ビニールハウスを持っていないのでこのように広げては毎晩屋根の下にしまいます。
これを2週間くらいやって乾燥が終わるのです。

この麦はタマイズミという品種でタンパク質含有量が高いのが特徴。しょう油、中華めんに向くそうです。

そして我々の目標もしょう油作り。

しょう油を作るのはプロに任せますが、原料の麦と大豆を我々が作ります。
大豆の作付けは来月中旬くらいで、収穫が12月頃。

原料を出荷して、しょう油を仕込んでもらって、出来上がって手元に来るのは再来年の春くらいかな?

気の長いプロジェクトですが、遊びながら、楽しみながら進めていきます。

2013年6月20日木曜日

梅雨時期の草退治

梅雨真っ只中ですね。
高温多湿な日々、朝起きて外に出るとモア~っと暖かく湿った空気。まるで沖縄や~!と
ひとりテンションが上がって畑に出ていきます。

こう気温が高くて水分も多いと、もちろん作物も元気にぐんぐん育っていきますが、雑草はもっと元気にイエーーイ!!と育っていきます。

ということで最近の草管理事情。

 まずは里芋の通路。ホールの草取りは終わったのですが、マルチの方の部分。
管理機で除草しきれない部分の草がこのような感じに残ってしまっています。
こうなると、こいつの出番。
刈払機のアタッチメント。「畝草トリマー
長所:草を粉砕してくれるので、そのあとの管理作業が入りやすい
短所:重い

奥の手として使っていて、基本はこいつを使わずに管理機で草退治をできるのがベスト。



カボチャの畝間はマルチ麦。知り合いの農家に格安で譲ってもらった小麦を30mの畝に3kg~4kg振りました。振った後管理機で浅く耕うんすると数週間でこの状態。
雑草がはえてくる隙間がないくらいに麦を生やして雑草抑制。

長所:コスト低い、景観良い、追肥が容易
短所:養分吸われるので基肥が多少多く必要


トウモロコシの通路&ホールの草取&間引き、がようやく終わりました。
かなり大草になってしまったので畝草トリマーは活躍できず。仮払いで借り倒してから無理やり管理機を入れた図。
管理機にだいぶ負荷をかけてしまった。
この管理機は最近中古で購入したもので、きびきび動くし、今までのより軽いので重宝しています。
80歳のおじいちゃんが持っていたものらしいので、三つ豆ファームに来てからの働かされっぷりに驚いてると思いおます。やりがいを感じてもらいたいものです。


4月3日播きの枝豆「湯上り娘」


 得意の大ネットで3ベットまとめて防虫していますが、通路の草管理をほったらかしにしていたので、刈払機を入れました。スッキリです。ネットの支えに入れてあったトンネル支柱を何本かけずってしまったのが痛い。


 と、草管理は後手に回るほど作業に時間がかかるので、上手な方は大草にになる前のところで叩いていきますが、私の場合いろいろ取りこぼしてしまいます。
先日見学に行った農家は、あらかじめ培土を切って起伏を作っておいて、足技で初期のうちに除草していました。起伏の山の部分を足で崩して谷に土を落とすと、山と谷に生えている草を退治できるというわけです。
この見学レポートはのちほど。


 昨日の大風でカボチャの苗が3株ほど持ってかれました。
このように風でグリングリンにまわされると、根元からねじ切れてしまうのです。

そうならないように株元に土をこってり乗せます。
これで大丈夫。
通路にマルチ麦をしていると盛り土を取る場所がなくて大変でした。

2013年6月13日木曜日

ちょーうちょー ちょーうちょー♪


収穫の終わったソラマメの畑。フレールモアで粉砕しています。
残ってるのはバンカープランツとして播いた小麦。
雨が降ってくる前に、いそげーーー


 ただいま出荷中のスティックブロッコリー。
中央を境に左がマルチ栽培、右が露地。
同じ苗を同じ日に定植しましたが生育の差は1週間くらいつきました。
左から二列目のマルチがやや肥切れの様子。
株間のちがいもあるが、露地栽培のほうが樹も大きくてガッチリしている。

ほとんどアオムシ生産工場。

しかし、虫の世界は壮絶です。この沢山のアオムシの中でチョウチョになれるのは1割くらい。
そのほとんどは寄生蜂 卵を産み付けれれていて、さなぎになる前に食い破られます。



 種をもらったので播いてみた紫のスティックセニョール。樹は立派ですが全然花芽を持ちません。
秋冬の栽培品種だったようです。ただのアオムシ生産工場になってしまいました。

2013年6月7日金曜日

初心に帰って堆肥を手まき


いろんなところの草取りが大変な時期ですね。
トウモロコシがひと段落したら今度はサットイモ!

マルチの穴から飛び出してます。
写真は処理前、処理後。
除草をして、間引きをします。






堆肥散布。まさかの手播きワンマンプレー。
マニアスプレッダーのは入れない10aの畑が1枚あるので、ここはどうしても人力で散布。
東京から若者が手伝いに来てくれる予定だったのでこの作業を段取りしておきましたが、まさかの土壇場キャンセル。

師匠の堆肥場から畑まで軽トラで運んで散布。
はっきり言って手での堆肥散布は得意です。その散布フォームたるや美しさを感じていただけるほどと自負しております。研修時代は仲間とその美しさをよく競ったものです。

軽トラ1台分を積み込み→運搬→散布で約40分。
3台を振るのに約2時間かかりました。



パートの方にマルチ二本分、オオマサリを播いといてとお願いしたら、
意図が伝わらずに予定の半分しか播いてなかったので
補植用にと思っていたペーパーポット播きを多めに播いて対応。
オオマサリの場合株間が広いから定植でもいいかもねー。
ちなみにうちでは、里芋用のマルチ5260を使っています。



2013年6月2日日曜日

麦の畑でかくれんぼ

麦が色づきはじめました。
この分だと収穫は今月20日ころになりそう。

この麦の畑で娘がかくれんぼしてます。どこでしょう?



 あ、いた。



 ここでしたー!
と、にんまり。




そして、また隠れるべく麦畑の奥へと入って行きました。






この麦は、しょう油用の小麦「タマイズミ」
蛋白含有量が多いのが特徴です。

美味しいしょう油ができるかな。
しょう油用大豆は7月上旬に播きます。


とうもとこーしートウモロコーシー♪  くーさーだーらーけー♪

ザ・三つ豆ファームの風景。
管理遅れたトウモロコシ畑。


 大急ぎで間引き&草取り!
なんとか間に合うでしょ。そうでしょ。


 トウモロコシの陰から。
畑に横付けしたワゴン車の中は子供たちの遊び部屋。
コンテナで階段をつけてあげれば、勝手に外と中を行ったり来たり。

10時の鐘が鳴ると、「お茶の時間だよー」と娘が叫ぶ。
 二人で遊んでくれると父ちゃんも母ちゃんも仕事に集中できるよ。ありがとう。

母ちゃんの写真を撮り忘れてますが、ちゃんと畑にでて草取りしているので安心してください。


 間引いたトウモロコシ。おっきーー!
この分だけ成長にまわせる養分をロスしたんだな。

抱えて集めて車に積んで。持って帰るんだって。おうちでお料理に使うんだって。


 南米のサトウキビ畑の少女のようです。

こうやってパタパタ羽ばたくこともできます。