三つ豆ファーム

豆を播くときは三粒ずつ播け。

    一つは、土の中の虫たちのために。    一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。     そしてもう一つを、我々人のために。


2016年1月9日土曜日

スピリチュアルと科学のはざまで

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

しばらくぶりの更新です。
なかなかブログを書く気になれずにいましたがようやくかけました。


さて、皆さんはスピリチュアルといえば江原さんでしょうけど、あの方は私の中ではオカルトボックスに入っています。みなさまお変わりありませんか?まあお変わりないと思っているのは本人だけで、体内のすべての物質は3か月ですっかり入れ替わってますけど。

物質はすべて入れ替わるのに自分は自分だと思えるってすごいですよね。
ロマンティックよねー

私の中では、
科学では説明がつかないけど、あるよねー。ってのをスピリチュアル。

でもって、科学でばっちり説明つくのに、「チゲーから」ってちゃぶ台返してくるのをオカルトと呼ぶことにしています。


私の昔からの友人にはオカルト好きが結構多くて、友人が話すスピリチュアルすれすれのオカルト話と私のスピリチュアルすれすれの科学話のセッションで気絶するまで酒を飲んだものです。久々に夜が明けるまでそんな話をしてみたいなーと、ひとり焼酎のお湯割りを飲みながらおもったりしています。

そんなこんなですが、私のやっている有機農業ってのもオカルトすれすれの農業でして、突っ込みどころは満載で酒のつまみにはことを欠きません。

あまり大きな声では言えませんが、

農薬を使わずに有機質肥料だけで育てると美味しい野菜ができるわけではありません。

農薬をかけた野菜を食べると寿命が縮まるわけはありません。

畜糞に含まれる抗生物質やなんかが堆肥から植物体に吸収されてそれを摂取した人の体に影響を及ぼすなんてドラマティックなことが起こるはずもありません。

植物性の肥料だけを使った作物が体に良くて美味しくて、肥料を全く使わずに作った作物はもっと良いなんてことがあるわけないじゃないですか。

人参ごときの、リコピン含有量が最大値になる日数を予測して収穫適期を見極めるアプリケーションになんの意味があるのでしょうか。

このへんで「なにをーーー!」

と思った方はぜひ私と一緒に酒を飲み明かしましょう。