三つ豆ファーム

豆を播くときは三粒ずつ播け。

    一つは、土の中の虫たちのために。    一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。     そしてもう一つを、我々人のために。


2013年2月9日土曜日

久しぶりに師匠を訪問



先日新規就農仲間との勉強会で、8年前に修業をさせていただいた私の農業の先生のところを尋ねました。

この方は農家には珍しく (笑  理論的に技術、経営を考えている方で、経営面積も2,5ha(うちハウス10a)と小規模ながら私の2倍近くの売り上げをあげている方です。
小規模で強い経営を目指す我々にとってとても良いお手本になります。

私は昔から知っていてお話も何度もうかがっているのですが、改めて勉強になりました。
就農して3年目くらいまで週に1回お世話になっていましたが、就農9年目の今再び聞く先生の話はさらに進化していたし、私自身の成長もあってとても新鮮に感じました。

そんなこともあり、来年度4月から月に一度この先生のところで再び勉強させていただくことになっています。




 

 この写真は条間を変えて4条まで播ける播種機。コート種子や、生種でもカブなどの粒形のそろった種ならば99%くらいの精度で点播きできるそうです。
必ず鎮圧をかけなくては左右で播種深さがかわってしまってうまくいかないので、鎮圧機とセットで用意しなくてはいけないそうです。
ちなみに鎮圧機は一輪の管理機に自作の鎮圧ローラーを取り付けたもの、ローラーの幅はこの播種機の幅に合わせてあって、45センチのローラーが、車軸の左右に1対ついていました 。



このディスクを変えると、播種できる粒径がかわったり株間が変わります。



ほんとうに一つ一つの作業や作業機が考え抜かれていました。
私の周りはまだまだ改善すべきものがたくさんあるなと改めて感じました。

よい一日でした。
先生。ありがとうございました。