三つ豆ファーム

豆を播くときは三粒ずつ播け。

    一つは、土の中の虫たちのために。    一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。     そしてもう一つを、我々人のために。


2014年8月30日土曜日

山武で一番クッキングトマトに熱い男と言われたくて

二か月の沈黙を破ったと思ったら連続投稿や!!
打ち破れ!三日坊主!!


ということで今日も雨の音を聞きながら子供も妻も寝静まった深夜にPCに向かっております。
窓の外では妻の愛猫、三毛猫のミーちゃんが「あけてー、ねえあけてよーー」と言っておりますが、
あけてあげません。


今年はクッキングトマトが豊作でした。今週の長雨でパカパカ割れちゃいましたが、この後また晴れ間が続けばもう少し取れそうなくらいの勢いはあります。

クッキングトマトですが、これは生食用のトマトとはまったく別の野菜といっても過言ではないと思っています。味については好みの問題だと言ってしまえばそれまでなのですが、火を通した時の、とりわけ煮詰めた時の味の差は歴然で、煮詰めれば煮詰めるほどおいしくなるのがクッキングトマト、煮詰めれば煮詰めるほどまずくなるのが生食用のトマトであると、私は断言いたします。

クッキングトマト特にサンマルツァーノは煮込んでも酸味がまったくでません。クッキングトマトでも「なつのこま」はかなり酸味を感じますし、「ボンジョルノ」も少し酸っぱくなります。

酸っぱいものが好きではないという私の主観によるとですが。


で、わたし好みの「サンマルツァーノ」もいろんな品種があって、今年はただのサンマルツァーノとサンマルツァーノリゼルバをやりました。

サンマルツァーノ
サンマルツァーノリゼルバ










結果としてはリゼルバの方が大きくて使い勝手もよさそうなのですが、大きい分完熟するまでに時間がかかって、その間に虫害によるダメージを受けやすいのか、良い状態で収穫できるのが少なかったです。写真のように赤色がまだ薄いうちに収穫せざるを得ないのが残念。

来年は普通のサンマルツァーノに絞ってやろうと思います。

たくさんとれたサンマルツァーノは静岡にあるトリイソースさんで野菜たっぷりソースにしてもらうことになりました。あいよ農場とのコラボ企画ですが、三つ豆ファームからはクッキングトマト100kg、玉ねぎ50kg、ニンニク1kgが参加します。これら最高の素材を、木の樽で仕込んで熟成させる昔ながらの製法で作るソース。間違いないでしょ。いまから出来上がりが楽しみです!