三つ豆ファーム

豆を播くときは三粒ずつ播け。

    一つは、土の中の虫たちのために。    一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。     そしてもう一つを、我々人のために。


2014年8月31日日曜日

今年の里芋自画自賛




今年は里芋の具合がすこぶる良い。
里芋の株が2mを超えるほどに成長したのは初のことです。種イモとして去年の親芋を植えたのが良かったのでしょう。
梅雨明けして水かけが必要な時期にはすでにスプリンクラーと同じくらいの高さになっていました。
乾季までにこれだけ樹が大きく育っていれば直射日光がが表土に当たらないので、乾燥に対してかなり対応ができそうです。やむおえず水が出ない畑でやらなくてはならない状況の時は、親芋を植えるのはかなりおすすめです。

ただし植えるのは大変です。1コンテナに10個ほどしか入らない親芋を1000個近く植えるわけですから。来年は親芋を半分に切ってから植えてみよう。


26日にオータムポエムを蒔きました。そして昨日の30日にコカブとあやめ雪カブを蒔きました。
これを口火に秋作の播種、植え付けハイシーズンの到来です。9月いっぱいはほぼ毎日のように何かの種を蒔いたり、植えたりするようになります。
その代り、夏野菜が下火になり、秋野菜はまだなので、収穫のほうはだいぶ少なくなってきます。


ちなみにこれは去年の梅雨明け頃の里芋と生姜。
今年に比べると全然小さく、生姜の日除けにもなっていない。
この反省から今年は、里芋の条間に入れる生姜は1条にした。

初期生育って大事ですねー。
とりわけ里芋は大事。いかに早く樹をつくっていかに遅くまで樹を持たすかが大事。

今年の収穫は楽しみだ。
けど通路の草取りはやっとかなくては収穫の時えらいことになりそう。

2014年8月30日土曜日

山武で一番クッキングトマトに熱い男と言われたくて

二か月の沈黙を破ったと思ったら連続投稿や!!
打ち破れ!三日坊主!!


ということで今日も雨の音を聞きながら子供も妻も寝静まった深夜にPCに向かっております。
窓の外では妻の愛猫、三毛猫のミーちゃんが「あけてー、ねえあけてよーー」と言っておりますが、
あけてあげません。


今年はクッキングトマトが豊作でした。今週の長雨でパカパカ割れちゃいましたが、この後また晴れ間が続けばもう少し取れそうなくらいの勢いはあります。

クッキングトマトですが、これは生食用のトマトとはまったく別の野菜といっても過言ではないと思っています。味については好みの問題だと言ってしまえばそれまでなのですが、火を通した時の、とりわけ煮詰めた時の味の差は歴然で、煮詰めれば煮詰めるほどおいしくなるのがクッキングトマト、煮詰めれば煮詰めるほどまずくなるのが生食用のトマトであると、私は断言いたします。

クッキングトマト特にサンマルツァーノは煮込んでも酸味がまったくでません。クッキングトマトでも「なつのこま」はかなり酸味を感じますし、「ボンジョルノ」も少し酸っぱくなります。

酸っぱいものが好きではないという私の主観によるとですが。


で、わたし好みの「サンマルツァーノ」もいろんな品種があって、今年はただのサンマルツァーノとサンマルツァーノリゼルバをやりました。

サンマルツァーノ
サンマルツァーノリゼルバ










結果としてはリゼルバの方が大きくて使い勝手もよさそうなのですが、大きい分完熟するまでに時間がかかって、その間に虫害によるダメージを受けやすいのか、良い状態で収穫できるのが少なかったです。写真のように赤色がまだ薄いうちに収穫せざるを得ないのが残念。

来年は普通のサンマルツァーノに絞ってやろうと思います。

たくさんとれたサンマルツァーノは静岡にあるトリイソースさんで野菜たっぷりソースにしてもらうことになりました。あいよ農場とのコラボ企画ですが、三つ豆ファームからはクッキングトマト100kg、玉ねぎ50kg、ニンニク1kgが参加します。これら最高の素材を、木の樽で仕込んで熟成させる昔ながらの製法で作るソース。間違いないでしょ。いまから出来上がりが楽しみです!




2014年8月28日木曜日

ご無沙汰していました言い訳。

しばらくぶりの投稿になってしまいました。

言い訳をすると、夏時間になって今までやっていた早朝のフリータイムがなくなり、

朝3時半  起床
  4時   畑に出て収穫作業
  7時   帰ってきて朝ご飯
  8時   再び畑
 10時   午前の仕事終わり
        昼休み
 14時   仕事開始
 18時   仕事終わり

という時間割でやっていたのでなかなかPCの前に座ってという時間が取れませんでした。

昼休みが4時間もあればできるでしょうと思われるかもしれません。
私もそう思っていました。

実際のところは、
10時すぎに汗だくでヘロヘロになって帰ってくる。
ぐっしょり濡れた服を脱ぎ捨てながら風呂場に直行。
シャワーを浴びて麦茶を飲み干したら扇風機の前に褌一丁で横たわる。
そして12時まで昼寝、ご飯を食べて14時近くまで昼寝。

雨でも降ればその間に体を休められたのでしょうが、7月20日の梅雨明け以降、約3週間まったく雨が降らず、その後も数えるほどしか雨がありませんで、1か月立ってしまいました。

と、まあこれが言い訳です。

今週はようやく天気が悪く、乾いた畑にもしっかり水がいきわたりそう。
体もようやく休まります。

雨がちの今週は、なかなか手を付けられなかった倉庫と作業場の片づけと、つるしてある玉ねぎの選別、そして夫婦ともに体のメンテナンスに行きつけの治療院に行ってきます。


里芋畑にいたシュレーゲルアオガエル君。
アマガエルよりも二回り以上大きくて、ややクリーム色が買った緑色がとてもきれいなカエルです。