三つ豆ファーム

豆を播くときは三粒ずつ播け。

    一つは、土の中の虫たちのために。    一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。     そしてもう一つを、我々人のために。


2013年3月31日日曜日

3班の班長に昨日任命されました。


台所で料理をしていると

「お腹すいたーなんかちょうだーい」
「キャベツちょーだーい」
「人参食べていいー?」

と、生野菜ばかりリクエストしてくる娘に、いちいち感動してしまう。父35歳、年男。

この年度末は、半農半大工を目指して進みだしたユウジが三つ豆ファームを卒業し、旅人ほしやんが半年かけて全国の原発を巡るピースウォークに旅立ち、急激な人手不足に直面している三つ豆ファームです。

が、人がいなければいないなりの仕事をしていくしかないので、あまり焦らずに行こうと思っています。
が、、三つ豆ファームで働いてみたいという方いらっしゃれば、来る者拒まず的に。





写真は、ちぢみほうれん草。年越しのホウレンソウで今くらいに春を感じて急成長してきます。
冬のホウレンソウほど甘みはありませんが、若々しい香りと食感の、美味しいほうれん草です。
バターソテーにしていただきましがこのくらいのホウレンソウだと一人でペロリです。


本日は昼から村の総会でした。昼から酒。相変わらずのダントツ最年少。

「うちとこの息子より一つ小さいだなー」

なんて人ばかりの総会です。

うちの集落は1班~4班に分かれていて私は3班です。
昨日、2軒隣の農家のおじさんが、通りがかりに、

「山木君、明日は来んだっぺ?山木君班長になったから、こねきゃだめだぞ。」

と。。。

いきなりの班長任命。総会前日。

まあ、親父より上の世代の方々に
「山木君は沖渡しのホープだよーー」
なんて、酒をつがれてその気になってますが。

今年一年は、村の行事には必ず出席。
そんな年にかぎって消防は操法の選手。
長年お世話になった出荷グループから退会。

たいへんな年になりそうですが、飛躍の年にするべく、はりきってやっていきたいと思います!


2013年3月24日日曜日

旧友近場から来る在り





大学時代からの友人が泊まりに来てくれました。
大学時代をともに過ごした親友です。
地元が成田で、私が成田での農業研修中は毎週末に泊まりに行って、美味しいご飯とお酒を食わせてもらっていました。研修寮の仲間の間では、「山木は外に女がいる」とうわさされてたくらいです。

そんな我々も結婚して子供もできて。まあ月日は流れたなと、昔話をしながら飲む酒は格別です。

翌日は子供を連れて畑で収穫。菜花をつまんでそのままパクリ!
人参掘るのも体全体を使って掘る!
移動はすべて走る!

子供たちの一生懸命さに改めて感動したりして。
今までの事、これからの事を真剣に話せる友がこのタイミングで来てくれるというのは本当にありがたいですね。





 友の帰った後の仕事は人参掘り。
彼岸を過ぎてまだ7aほどのこってます。新芽も新根も動き始めてる。急がねばと気持ちばかり焦るけど、できる仕事量は決まってるので、半分は捨ててしまうかも…



今年から掘り取り機を導入したので掘り上げる手間はなくなりました。
機械の微妙な調整がようやく決まってきて、それまでさんざん人参を切断しながら掘ってきましたが、まあそれは授業料ということで。

明日は雨予報。しこたま人参掘り上げたので仕事は十分あるぞ。

2013年3月22日金曜日

春に向かうスピードに仕事が追い付いていきません。






私がトラクターで畑を耕している間、

「わー!お花畑だーーっ」

と言って、ホトケノザや菜花を集めまくっていた。
娘の行動をトラクターをかけながらチラチラ見ていると、満開のオータムポエムの菜花を集め、それを見て

「シシシシシー」

と笑い、黄色い満開の菜花にかぶりついた。
唇でツルルルルーと花びらをすべてしごきとり、モシャモシャと咀嚼。
そしてまた

「シシシシシー」

と笑っている。。。。

我が子ながらなかなかユニークな奴だと感心しました。



モンシロチョウが飛び始めましたね。
昨年より少し早い飛び始め。桜の花も去年より早い。
あわててキャベツにネットをかけました。
例年は追肥をして中耕してからネットをかけるのですが、 仕事が押していてとりあえず何もせずに、ネットだけかけておきました。





彼岸をすぎてようやくジャガイモを植え終えました。
例年より一週間以上遅い作付け、とりあえず肩の荷が下りましたが、まだまだ荷物は乗っかっております。

今年はトラクターでの掘り取りの効率を考えて、条間を1mと広めにとりました。
株間は20cm。品種はシンシア。
300kgの種イモで≒12a植えられました。
キタアカリの3倍くらい種使っちゃいます。


ポンチローラーで40cmの印をつけてからの定植。
着実に児童農法の方向に進んでいます。


2013年3月19日火曜日

嵐の準備とかぶ王への道

最近の風の強さったらどうかしてますよね。
今日もまた低気圧による強風が吹き荒れています。

そんな中、心配事と言えば保温のためにやっているトンネルのビニールがどうにかなってしまうのではないかということ。
どうなってしまうかというと、うちの場合一番多いのは、カラスのいたずら。からの強風によるビニールの破れ。からの全剥され。からの泣き。

ということで強風の予報の前に一通りトンネルを点検。
破れを発見したら写真んの補修用テープで補修。20m巻で800円くらいする高価なものです。

高価なだけあってこのように衣服の修繕にも使えます。。。




 トンネルの中はこのような感じ。4月出しのミニ大根。12月下旬播き。






先日facebock 土壌勉強会に参加しました。
栗源の宮城さんの堆肥場と畑を見学。
宮城さんはカブ栽培の名人で、以前から行ってみたいと思っていた農家です。

なので、土や堆肥の話より、カブの栽培についていろいろ伺えたのが最大の収穫です。

 みごとなまでにそろったコカブ。
管理機ねぎローターで両方同じ向きの刃にして溝を切り、そこにPOのスソを落とし込んで、埋める。深さは20cmくらいか。
気温の上昇とともにビニールに空ける穴を大きくしていく。
パイプもビニールも9尺のを使っていて、ベット幅は120cmくらい。

草がでないような畑でしかできないやり方ですね。
氷点下除草がうまくいけば、組み合わせてやってみたい。







2013年3月16日土曜日

食べることは生きること!

こかぶとホウレンソウの種を播きました。(白馬2H12 13cm-15cm プログレスMM12 6cm-15cm

マルチャーにリッジヤー付けて、120cmの平高畝に形成しての播種。
排水性というよりは、ベッドわきに溝ができるので、その溝にべた掛け資材を落とし込んで、
風であおられづらくする目的です。4m間隔に土で止めておきました。

翌日があの大風の日でしたが、べた掛けは飛ばされずにいたので大成功でした。

隣のトンネルは2本持ってかれましたけど…







昨日、期限ぎりぎりで確定申告終わったので、そのお疲れさん会と、10年やっていた出荷グループを今年限りでやめて、新たな一歩を踏み出すことへの決起集会を兼ねて、三つ豆ファミリー&ベビーシッターしてくれている友達で酒々井のイタリアンレストラン有機菜園ダイニング タベルナへ行きました。

ここのイケメンシェフは私と同い年で先月2店舗目もオープンしたやり手のシェフです。料理の腕ももちろんです。

実はやめることを決意した出荷グループの代表の息子さんでもあり、もう人づてには聞いていたようですが、そのことの報告もかねて。

今後も三つ豆ファームの野菜を使わせてもらいたいと、嬉しい言葉をもらったり。
三つ豆ファームがタベルナとこんなことやってみたい!というアイディアが、実はもうタベルナとして動き出してることに近かったり。
有機野菜のバーニャカウダーが相変わらず絶品だったり。

嬉しいこと、美味しいこと満載の至福の時でした。

ありがたい。

前を向いて、また一歩づつ。
身近なところをしっかり、やっていきます!

2013年3月6日水曜日

子供の成長を期待しております。

ちぢみほうれん草にかけてあるビニールをはがしています。
後ろからついてくる娘が、私が抜いたピンを拾い集めてくれます。
もうじき3歳になる娘。

「ねえねえおとーさん、たいへーーん?」
「なんか手伝ってあげようかー!」

と手伝いたがり、助けたがりの年頃ですが、最近ほんとに助けになるようなことができるようになってきました。
ピンの回収はほんとに助かる。
成田の先輩農家、岡田さんのような児童農法を目指すかー。





10/17日播きのちぢみ小松菜。

写真右外れ
12月にトンネルをかけたのはよくできて、2月に収穫。出荷終了。

写真右
 1月中旬にトンネルをかけたのは2月下旬から収穫はじめ、もうじき終了。

写真左
パイプまでは刺したけどトンネル張れなかった。来週くらいには一株50gくらいになりそう。
トウ立ちが心配。



今週、来週と種まき芋植えで忙しいのですが、週三回アルバイトに来てもらっているHさんがピースウォークに参加するため休み。

作業の遅れを取り戻すべく、本日は久しぶりに妻とトンネル張り50m×4本。

「よく喧嘩しながらトンネル張ったよねー♡」

なんて数年前を思い出しながら。上の子が車で寝てる隙に。
下の0歳児は父ちゃんの背中。10kg以上の子を背負いながらのUピン刺しはかなりのものでした。
「ヘビーだぜ~!」
「おっしゃーこいっ!」
「はやくマイか線よこせっ!」
「動きに無駄がおおいんだよっっ!!」

と昔の調子を取り戻した二人と小っちゃい子の三人は、すさまじいスピードでトンネルを張り終えましたとさ。

2013年3月4日月曜日

「麦のわ」第二回麦踏。

 この間の日曜日に「麦のわ」の第二回麦踏を行いました。
麦は踏めば踏むほど良い麦になると言われています。
麦を踏むことで丈夫な太い茎に育ちます。


 大人が11人子供が9人も参加してくれたので、麦踏はあっという間、ものの15分で終わってしまいました。
その後は屋内に移動して、三つ豆ファームの内モンゴル風手打ちうどんを作って食べました。



食事の後、子供たちは竹の遊具でひと遊び。
11月の収穫祭で作った遊具はところどころ修理が必要な個所がでてきました。

三月中にもう一回くらい麦踏ができればやりたいです。
そして6月下旬には収穫。楽しみです!