今年もソラマメにアブラムシがびっちり。
ここ数年で最悪の状態です。
原因は私のミスによるものなのが情けない。
べた掛け資材をはがすタイミングが遅れてしまい、べた掛けの中でアブラムシを培養してしまった。
就農10年にもなって相変わらずのへたくそプレイに、テヘ顔する以外何もできません。
6年前にも同じような状況になったことがあります。
その時は牛乳をかけてみたり、石鹸水をかけてみたりしましたがまったく効果なし。
挙句の果てには、「油膜作って窒息死させるなら、油かけるのが最も効果的じゃん!」
と、いいこと思いついちゃった的にサラダ油を噴霧したらソラマメが窒息死するしまつ。
今回はどうしてやろうかと思いついたのが 「焼き」
薬局で無水エタノールを購入(1000円くらい、酒税がかかりますので高価)
水と混ぜて70%にしてアブラムシに噴霧。(もしかしたらこれだけで死ぬかも)
着火。
エタノールは燃えると水と二酸化炭素になるだけなので人体にも影響なしと思って考えましたが、精製の過程でベンゼンを使うようなので有機JAS取得圃場では使えなさそう。なので、スピリタス(1200円くらいアルコール96%)を使用。
まあよく燃えます。
ソラマメの花も多少焦げます。葉も多少萎れます。
今回は実験的に数株やってみて翌日のソラマメの様子をみて使える技術か判断しようと思います。
農薬としては当然認められていませんが、火を使った防除なので物理的防除ということになるんじゃなかろうか。
早朝の畑に漂う焼きソラマメの香り。
あごひげの感触がいつもと違うと思ったら焦げてたよ。
明日の朝が待ち遠しい。
翌日ソラマメの状況を見に行きました。
返信削除きへのダメージが大きすぎるのでこの技術はお蔵入りです。残念。