三つ豆ファーム

豆を播くときは三粒ずつ播け。

    一つは、土の中の虫たちのために。    一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。     そしてもう一つを、我々人のために。


2013年4月27日土曜日

中耕。



23日にトウモロコシの播種。
品種はサニーショコラ。実の肥大もよくバランスよく作りやすいので採用。
今年は杭で穴をあけたところに2粒播き。穴の壁面をさっと指でなぞって覆土。穴の形状を残した状態でべた掛け資材を被覆しました。
こうすることでべた掛け資材と初期苗との間に空間ができて保温性が上がるのと、育った時に根がマルチに食い込むのを防ぐことができる。

らしい。と聞いたので今年初採用。どのような結果になるかお楽しみ。


本日はジャガイモ、キャベツ、スティックブロッコリーの条間に管理機をかけました。
いわゆる中耕というものです。
土を動かして無数に発芽していた雑草の若芽を退治。
写真は6m×50mの大ネットをはがしてキャベツの条間に機械を通しているところ。
なるべく株元まで土がかかるように、かつキャベツを埋もれさせないように、絶妙な調整をしてあります。


 キャベツをかけ終えてネットを戻し、お次はスティックブロッコリー。
初期の生育が悪くて心配したブロッコリーでしたが、着実に大きくなってきています。



さーて、明日もさっさと出荷を終わらせて、生姜、里芋、枝豆の定植準備をしよう!

2013年4月23日火曜日

日当は質問し放題

4月から月に1回、栗源の飯田さんという農家に勉強しに行き始めました。
私は就農前の1年、就農後の2年の約3年間、多い時は週に3日勉強させていただいていた農家で、私の妻に至っては5年間お世話になった、三つ豆ファームに農業技術を与えてくれてた先生です。
その農家に再び、月に1日ではありますが行き始めました。

先日が初日でした。

就農前、就農後1、2年では気が付かなかったポイントや見えなかったところが見えたのは、成長した証でしょうか。

就農して9年が経ち、これでいいんだと思っていたことを、一つ一つ打ち砕いてもらう。そして更なる成長を促す。これがこの月一回の先生との作業の意味です。


大根の葉っぱのきれいなこと。
うちのミニ大根とは大きな違いだーー

私が世話になっていた当時、先生の畑は家から少し離れた、車で移動するくらいの距離のところに点々とありました。
現在はすべて家の周り、自転車で行ける範囲に土地が集まっていました。そしてそのほとんどに灌水設備がついているそうです。時代は農業に追い風です。

〆の作業はハウスの片づけ。3aのハウスが4棟、かぶとホウレンソウを周年で栽培。
カブの収穫が終わったハウスの草を取って(ほとんど草出てないけど)
ここで草とりながら飯田さんと30分くらい問答して終了。

充実の1日でした。

忙しい時期に時間を作っても行くだけの価値のある1日でした。
また来月が楽しみです。       

2013年4月16日火曜日

新たな除草技術となるか。



 ソラマメの畑です。一番左のようにマルチをしていましたが、そのほかの四本はすべてはがされました。
3月までかけていたべた掛けの中ではがされて、ソラマメの株がマルチの下にもぐっていたのを気が付かずにいたということもあって、部分的に欠株していたり著しく株が小さかったり。
補植のタイミングで一度べた掛けをはがすか、直播をあきらめるか。
来年はどうしようか検討中。

今年は土寄せの前に株の中心に鍬で土をかけてみました。
こうすることで側枝が離れてそれぞれにまんべんなく光が当たるようになるのと、倒伏を防ぐ押さえにもなります。
この後管理機で土寄せの予定。

 
 
 
 大風の前に定植したスティックブロッコリーがなかなか活着しません。
初期の生育不良はかなりの痛手!
収穫が暑さが本格的になる前に採りきる作型なので、収穫を前に暑さに飲み込まれて終了の予感。。。


植えたときのままほとんど変わらず。
中には大風であおられて消えてしまったのも。




こちらは防虫ネットの中のキャベツ
ネットに守られていたので、元気です。



玉ねぎの間引きを大急ぎでしています。
ざっと計算するとあと5時間で間引き終わる予定。
間引き終わりを待たずに先に追肥しちゃうことにします。
じゃないと、間引きが後回しになってしまいそう。ケツに火をつける意味で。


左が太陽熱後、播種。育苗床兼のベット。太陽熱がばっちり効いて、大草がでる畑なのですが、一回かるく除草しただけでこの状態。

右は12月に黒マルチ、ネギロケットで穴あけ、定植。
年始の大風でマルチはがされ、その後は露地。
一度も草取りしていないのに、この時期でこの草の少なさ。

こんな具合です。
ねぎの具合はともかくとして、
この草の抑制具合は利用できそうです。
通路の草と比べると一目瞭然。

年始からの露地による、氷点下除草が効いたのか、
黒マルチで厳冬期1か月張っておくのが効いたのか、
100mに鶏糞10袋入れてのマルチングがミソなのか。

検討する価値はありそう。

2013年4月11日木曜日

ようやく仕事が追い付いてきたかな。

 日中は暖かいものの、朝晩冷えましたねー。
2日連続でストーブに火を入れました。
この時期の寒さだとすぐに家の中は20℃を超えます。


ようやく春の大根の出荷が始まりました。
1月15日播きのミニ大根が、12月29日播きを追い抜いてしまいました。こちらの方が高畝で株間も5㎝広いのでこのような結果になりました。
来年は1回目、2回目まきは高畝で株間25㎝にしよう。


大根の奥にあるのは昨日掘り上げた人参。洗って水を切って、明日箱詰め。40ケース≒800kg
さすがに萎びが多くなってきて正品として出荷できるのは半分くらいかな。
あと1aを残すのみです。1か月遅いよ。。。

ソラマメ、玉ねぎ、にんにくの追肥⇒中耕
コカブ、ほうれん草、トウモロコシの播種。
枝豆定植。

やりたいこと山積みです。

おっと、その前に有機JASの年次検査が再来週の日曜日にくるので、それまでに管理記録、証明書等をまとめておかなければ。

しばらくは朝飯前の畑仕事はお預けです。

2013年4月7日日曜日

みなさん驚かないでください。


 ようやくナスの片づけが終わりました。

え、そろそろナスの定植準備なんですけど…
なんてね。思う方が普通ですけどね。そんな意見は聞きたくない!!

そうですよ。去年の夏野菜の残骸をようやく片づけたのです。
しかもタフガイの力を借りて2日かかりました。

冬のうちにやってしまえば1日で終えられたのにね。。。




いやいや、支柱もマルチもはがしてすっきり。ハンマーナイフをかけてさらにすっきり!
このように何事もなかったようになりました。
この畑にほうれん草の収穫に来るたびに、残骸をみて憂鬱な気分になってましたが、これで肩の荷がおりましたよ。



ついでにキャベツ畑もハンマーナイフですっきり!
3月採りのキャベツを初めて試みましたが大失敗。

定植遅れ&アブラナ科の連作による初期生育不良、からの生育ばらつきで完全にやる気を失ってしましまして、あまり見に行かずにいたら、3月中旬頃の暖かさの後に見に行ったらギュンギュンに巻いてました。
急いで出荷始めましたが半分以上は烈球。緑肥となりました。
キャベツをこんなにダメにしたのは初めてのことでかなりショックですが、来年もチャレンジしようと思います。気を取り直して早々にトラクターをかけて、5月の落花生の播種に備えます。






2013年4月3日水曜日

雨ですねー




昨日、今日と連続の雨。

畑の作業はできません。しかし収穫作業だけは何としてもやらねばならず、いつもの2倍以上の時間をかけてすることになります。労力は2倍以上!さあ、はりきっていきましょーー!



先日の金曜日に久しぶりに佐倉で新規参入したタフガイのTが 手伝いに来てくれました。
昨年末から畑を動かし始めたので、まだ収穫物などがないため仕事が暇になってしまったということで連絡をくれました。助かるぜ!
ということで、この日が三つ豆の仕事が最後になる旅人のほしやんとタフガイで、あっという間にキャベツ1000株、スティックブロッコリー900株の定植を終えてくれました。

写真左側の大きなネットがキャベツ、株間40cm、条間60cm9条で1000株ちょっと入ります。
スティックは半分はマルチ、半分は露地にすると収穫時期に多少の差がでるとジャガオカさんに聞いたのでその通りやってみました。






先日、フェイスブックで研修生募集の告知をしたところ、さっそく連絡をもらいました。

以前から何度かうちに来てくれたことがある方で、現在某生産法人で研修中なのですが、考えるところあって研修先を変えようと思っていたとのことです。

昨日我が家に来ていただき、お互いの考えなどを話し合って、条件面などで折り合いがつきまして、4月中には三つ豆ファームに来てくれる運びになりました。

農業一本で生計を立てていく!

という意気込みの若者が来るのは久しぶりなので、こちらもしっかりサポートしていこうと、あれこれ考え中です。週に4~5日は三つ豆ファームに来たいとの意向でしたが、私が農業の基本を叩き込まれた栗源の飯田さんのところでも学んでほしいと思い、電話で確認したところ、飯田さんも3月で研修生がやめて、ちょうど受け入れできる状態でした。

ものごとのタイミングの妙です。

雨続きで大した仕事もできないので、さっそく本日の夕方に、その若者を連れて栗源へ行ってきます。