三つ豆ファーム

豆を播くときは三粒ずつ播け。

    一つは、土の中の虫たちのために。    一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。     そしてもう一つを、我々人のために。


2013年11月2日土曜日

小規模農家の生きる道は

三つ豆ファーム。自称小規模農家です。

いったい何ヘクタール以下が、従業員何人以下が、売り上げ何万円以下が、小規模農家と言われるかはよくわかりませんが、自称小規模農家です。

ひとまず、自分の目の届く範囲の経営規模というあいまいな表現にしておきますか。


実は、ここ2年くらいは今後の三つ豆ファームの経営スタイルをどうするのか定まらない日々です。
ビシッと筋の通ったビジョンを打ち立てたいと思いつつも、時代の流れに乗っかってフワフワ行くことをビシッと決めちゃうかなんて考えたり。

そんな具合ですから。とにかく隣の芝生が青すぎて困る。
先輩農家のブログやフェイスブックの情報によだれをたらし、後輩農家の着実な成長にソワソワして見たりしています。

一週まわって着地するところは決まって、「今やれることをしっかりやる」なんですけどね。


戦略的に人生を設計できる人に憧れます。
でも、私にはとてもできそうもないし、おそらくやっていて楽しくないと思う。

生き生きとした、生命力みなぎる野菜をつくる。
農の周りにある楽しみを共有する。
自然のはたらきを利用して環境負荷の少ない農業をする。

この理念を腹にすえていきます。


で、タイトルにある、「小規模農家の生きる道」とは。

わっかんね~~けど、私の出した一つの答えは。



面白い農家になる



10年前のインドへの旅の日記の最後のページに同じ言葉が書いてあった。

10年かかって一周したよ。お帰りオレ。



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