三つ豆ファーム

豆を播くときは三粒ずつ播け。

    一つは、土の中の虫たちのために。    一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。     そしてもう一つを、我々人のために。


2012年7月23日月曜日

環境保全型農業

をやっている闇小作の三つ豆ファームです。

先日環境保全型農業の直接補助金の申請を出しました。
出し終えました。

次の日に市の職員さんが来て、
「ストップ闇小作!」
なんてフレーズを言われてしまいました。

私が就農した8年前くらいは、今ほど新規就農者も多くなく、あまり認知されていなかったので、地主さんとの契約も相対の契約(闇小作)を望まれることが多かったです。
どこの馬の骨かわからん奴に、複数年契約で貸したがらないというのはよくわかるところです。

まあ、そんな背景もあり、いまだに闇小作です。

私としては、誰に迷惑をかけているわけでもないので、このままでいいかなと思っていました。



しかしまあ、言われて気持ちいい言葉ではないですね。闇小作。
ダークサイドに落ちた小作です。

土地の契約が相対でも、契約書があれば今回の補助金は受けられるのですが。(去年はそれで通りました)

さらには、やれ作物の播種前、中間、収穫後の写真を提出しろだの言ってくる。


今回申請した私の圃場は国が認めた認証機関が認めた有機JAS認定圃場です。
つまりは国が認めた有機圃場です。

この有機JAS圃場での栽培は、どうあがいても、国が定める環境保全型農業の枠の内側に収まってしまいます。

ならば今年度の有機JAS検査の合格証をもって、環境保全型農業の直接補助金を受けられるようにしてもよかろうと。
なんでこんな二度手間、三度手間しなくちゃいけないの?

市の職員に言っても仕方がないと思いながらも、上の人にぜひ伝えてくださいと言いました。

闇小作は今回の補助金申請は取りやめました。
もうなんか頭に来ちゃって。
犯罪者を見るようなあの目。あ~~~くやしい

 

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