世田谷周辺を中心に、サミット内の直売コーナーで三つ豆ファームの野菜を手に取ることができます。
この時期出荷しているのは、味姫大根。
こんな感じのシールが目印です。
春の大根らしいさわやかジューシー。
生はもちろんのこと、さっと火を通してもおいしくいただけます。
なんといっても形がかわいい。ちょっと太らせるとなおかわいい。
コカブもかなり良い感じ。
凍結融解除草のかいあって、草があまりでてくて収穫しやすい。
肌もきれいで甘くでジューシー。少し火を入れればトロットロ。塩コショウでカブステーキが最高で
研修生のマルちゃん、本日最終日。
めでたく三つ豆ファーム卒業です。丸一年一緒に畑仕事をやってもらいました。
ほんとに仕事のできる研修生で、丁寧かつ手際のよい仕事にとても助けてもらいました。
最後の仕事はサトイモの種植え!
サトイモの定植に始まり、サトイモの定植に終わったね。
三つ豆ファーム
豆を播くときは三粒ずつ播け。
一つは、土の中の虫たちのために。 一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。 そしてもう一つを、我々人のために。
一つは、土の中の虫たちのために。 一つは、空を飛ぶ鳥たちのために。 そしてもう一つを、我々人のために。
2014年4月30日水曜日
2014年4月15日火曜日
播きもの、植えもののハイシーズンになってきました。
お父さんと一緒にカブの収穫に来た立君2才。
「かぶ食べるか?」
と聞くと、
「あー」
と言って食べた。
気に入ってくれたみたいだ。
今年の春も、良いカブができたどーーー
先日の「いまさら聞けないトラクター講習」の成果がさっそく出たみたい。
マルチャーに平高うねのリッジャーつけて畝立てましたが、芸術的な出来栄え。
こかぶ播きます。
これが講習会の様子。ナナメファームの圃場で昼間行われました。
12時から15時まで3時間たっぷり行われました。マルチャーの正しいつけ方、調整の仕方から、管理機の培土機の正しいつけ方まで、目からうろこ連発の3時間でした。
芸術的にたてた畝で播種機をおっぺす(千葉弁で押すの意)研修生の丸ちゃん。今月で卒業。
立派な猟師になってねー。あれ?
丸ちゃん。本当に仕事が丁寧。パーマグリーン播いています。
右側は、今年が一番の出来ってのがここ数年続いているたまねぎ。
今年は干すところをちゃんと用意しなくては、かなりの収量が期待できそう。
2014年4月11日金曜日
焼きアブラムシ始めました。
今年もソラマメにアブラムシがびっちり。
ここ数年で最悪の状態です。
原因は私のミスによるものなのが情けない。
べた掛け資材をはがすタイミングが遅れてしまい、べた掛けの中でアブラムシを培養してしまった。
就農10年にもなって相変わらずのへたくそプレイに、テヘ顔する以外何もできません。
6年前にも同じような状況になったことがあります。
その時は牛乳をかけてみたり、石鹸水をかけてみたりしましたがまったく効果なし。
挙句の果てには、「油膜作って窒息死させるなら、油かけるのが最も効果的じゃん!」
と、いいこと思いついちゃった的にサラダ油を噴霧したらソラマメが窒息死するしまつ。
今回はどうしてやろうかと思いついたのが 「焼き」
薬局で無水エタノールを購入(1000円くらい、酒税がかかりますので高価)
水と混ぜて70%にしてアブラムシに噴霧。(もしかしたらこれだけで死ぬかも)
着火。
エタノールは燃えると水と二酸化炭素になるだけなので人体にも影響なしと思って考えましたが、精製の過程でベンゼンを使うようなので有機JAS取得圃場では使えなさそう。なので、スピリタス(1200円くらいアルコール96%)を使用。
まあよく燃えます。
ソラマメの花も多少焦げます。葉も多少萎れます。
今回は実験的に数株やってみて翌日のソラマメの様子をみて使える技術か判断しようと思います。
農薬としては当然認められていませんが、火を使った防除なので物理的防除ということになるんじゃなかろうか。
早朝の畑に漂う焼きソラマメの香り。
あごひげの感触がいつもと違うと思ったら焦げてたよ。
明日の朝が待ち遠しい。
ここ数年で最悪の状態です。
原因は私のミスによるものなのが情けない。
べた掛け資材をはがすタイミングが遅れてしまい、べた掛けの中でアブラムシを培養してしまった。
就農10年にもなって相変わらずのへたくそプレイに、テヘ顔する以外何もできません。
6年前にも同じような状況になったことがあります。
その時は牛乳をかけてみたり、石鹸水をかけてみたりしましたがまったく効果なし。
挙句の果てには、「油膜作って窒息死させるなら、油かけるのが最も効果的じゃん!」
と、いいこと思いついちゃった的にサラダ油を噴霧したらソラマメが窒息死するしまつ。
今回はどうしてやろうかと思いついたのが 「焼き」
薬局で無水エタノールを購入(1000円くらい、酒税がかかりますので高価)
水と混ぜて70%にしてアブラムシに噴霧。(もしかしたらこれだけで死ぬかも)
着火。
エタノールは燃えると水と二酸化炭素になるだけなので人体にも影響なしと思って考えましたが、精製の過程でベンゼンを使うようなので有機JAS取得圃場では使えなさそう。なので、スピリタス(1200円くらいアルコール96%)を使用。
まあよく燃えます。
ソラマメの花も多少焦げます。葉も多少萎れます。
今回は実験的に数株やってみて翌日のソラマメの様子をみて使える技術か判断しようと思います。
農薬としては当然認められていませんが、火を使った防除なので物理的防除ということになるんじゃなかろうか。
早朝の畑に漂う焼きソラマメの香り。
あごひげの感触がいつもと違うと思ったら焦げてたよ。
明日の朝が待ち遠しい。
2014年4月10日木曜日
自分の今立っているところ。
わが息子の名前は立(りつ)といいます。
しっかり立って生きて行けよ。という思いからですが、父ちゃんはどうなんだよ。っていうお話。
住んでいるのは千葉県山武市沖渡という集落。南側に田んぼ、北側に山を背負った、いわゆる古村です。
大工さんだった大家さんが30歳の頃に自分で建てた家をお借りしています。築50年以上。
裏山に大国主様が祭られている神社があるので、屋号は宮下と申します。
目の前に集落センター(寄合所)があるので村の行事の際はペロンペロンになるまで飲ませていただいています。寄合に参加するメンバーで30代は私だけです。
新規参入で就農して今年で10年目、なかなか貯蓄はできませんがどうにか家族4人暮らしていけてます。もうひと頑張りしないと子供に高等教育を受けさせてあげられないので、もう二がんばりしようと思っております。で、あれやこれや試行錯誤中。
性格はわりと明るい方だと思います。そしてわりと女性的な男だと思っています。妻はわりと男性的な女なのでバランスのいい夫婦じゃないでしょうか。いろいろ喧嘩もしますが、わりあいうまくいってます。
環境問題を科学の力で解決したいと思っていたふしがあり、研究者を目指しましたが、熾烈な競争社会にちょいと触れただけで気分が悪くなって逃げ出した臆病者です。
生命科学が好きです。生命のダイナミックさや、完璧なシステムに感動します。
ゾウリムシの原形質流動と銀河の星の動きに高い相関性があるという論文がでたときにはちびりそうになりました。
世界を変えたい!と思うほどの理不尽なめにあったことがありません。
体験したことのないことをイメージして自分を奮い立たせるほどの想像力もありません。
農的暮らしにあこがれたわけではありません。ましてやビジネスとして儲かるとふんだわけでもありません。
しいて言うなら自然環境と仕事をすることで軟弱な精神を叩きなおそうと思ったんです。
結果として最高の仕事を選んだと思っています。毎朝やりたいことが沢山あり、それをすることが仕事になりお金を頂き、生活できて、たまに感謝の言葉までいただける。幸せなことです。
この幸せにどっぷりつかっていていいじゃない。
喰えればいいじゃない、御の字じゃない。
とも思いますが、子供のためにはもう二がんばり、三がんばりしなくてはとも思います。
そして明日も日の出とともに畑に出てアブラムシをつぶしに行く。
しっかり立って生きて行けよ。という思いからですが、父ちゃんはどうなんだよ。っていうお話。
住んでいるのは千葉県山武市沖渡という集落。南側に田んぼ、北側に山を背負った、いわゆる古村です。
大工さんだった大家さんが30歳の頃に自分で建てた家をお借りしています。築50年以上。
裏山に大国主様が祭られている神社があるので、屋号は宮下と申します。
目の前に集落センター(寄合所)があるので村の行事の際はペロンペロンになるまで飲ませていただいています。寄合に参加するメンバーで30代は私だけです。
新規参入で就農して今年で10年目、なかなか貯蓄はできませんがどうにか家族4人暮らしていけてます。もうひと頑張りしないと子供に高等教育を受けさせてあげられないので、もう二がんばりしようと思っております。で、あれやこれや試行錯誤中。
性格はわりと明るい方だと思います。そしてわりと女性的な男だと思っています。妻はわりと男性的な女なのでバランスのいい夫婦じゃないでしょうか。いろいろ喧嘩もしますが、わりあいうまくいってます。
環境問題を科学の力で解決したいと思っていたふしがあり、研究者を目指しましたが、熾烈な競争社会にちょいと触れただけで気分が悪くなって逃げ出した臆病者です。
生命科学が好きです。生命のダイナミックさや、完璧なシステムに感動します。
ゾウリムシの原形質流動と銀河の星の動きに高い相関性があるという論文がでたときにはちびりそうになりました。
世界を変えたい!と思うほどの理不尽なめにあったことがありません。
体験したことのないことをイメージして自分を奮い立たせるほどの想像力もありません。
農的暮らしにあこがれたわけではありません。ましてやビジネスとして儲かるとふんだわけでもありません。
しいて言うなら自然環境と仕事をすることで軟弱な精神を叩きなおそうと思ったんです。
結果として最高の仕事を選んだと思っています。毎朝やりたいことが沢山あり、それをすることが仕事になりお金を頂き、生活できて、たまに感謝の言葉までいただける。幸せなことです。
この幸せにどっぷりつかっていていいじゃない。
喰えればいいじゃない、御の字じゃない。
とも思いますが、子供のためにはもう二がんばり、三がんばりしなくてはとも思います。
そして明日も日の出とともに畑に出てアブラムシをつぶしに行く。
2014年4月2日水曜日
春の作付けと収穫。
今年はニンニクの具合がいいですね。
適期に作付ける!これに勝る農法はありません。
5月の収穫が待ち遠しい!
今日は保育園に迎えに行った後に、ミニ大根の畑に行って写真撮影。
出荷先の要望で、家族での畑写真を撮りに来ました。
土の上をはだしで駆け回る我が子を見て、最高に幸せを感じます。
この気持ちをお客さんたちにも味わってほしくて、今年も畑のイベントを開催しますよ。
来月卒業の研修生。丸ちゃんがうなった後。
彼の几帳面さが表れています。
この後自家製のボカシ肥を振って、キャベツを植え付けました。
その自家製ボカシ、今季二回目の仕込みが終わりました。
今回初めて原料の約半分に当たる1トンの廃棄クッキーを使用しました。
糖分や、油分により、粘度が高く、心配しましたが、2週間くらいかけて好気発酵させると、クッキーは跡形もなくなり、パンのような良いにおいがしてきました。
これで約4トンのボカシを仕込みました。これで半年分くらいの肥料ができます。
写真の作業は大樽に入れているところ。密閉して嫌気発酵を促しサラサラの状態で熟成させる(機械で散布しやすい)
凍結融解除草のその後。
草ぼうぼうの右側は、播種の後の大雨で周りの土が流されてきたところ。
こうみるとだいぶ除草効果はある模様。
来年はもう少し早く11月中にマルチをはってみようと思います。
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